写真雑誌

 暫く前に撮った写真の中に気に入った1枚があったので、コンテストのようなものに出してみようかと思いました。応募先としては、どこかで開催されているコンテストでもいいけれど、取り敢えずは写真雑誌かなと思い、会社の帰りに駅前の大型書店に寄ってみました。私は何年か前までは写真を趣味としていて、一時期は写真・カメラ関係の月刊誌を毎月数冊購入していたこともありました。その当時一番気に入っていたのが『月刊カメラマン』でしたので、今回応募するならばやはり『月刊カメラマン』だなと心に決めていました。しかし、書店のカメラ雑誌のコーナーへ行くと、何故か『月刊カメラマン』が見当たりません。おかしいなぁ、売り切れちゃったのかなと思ったのですが、どうも変だと思ってその場でスマホで調べてみたら、なんとちょうど1年前に突然休刊になっていたことが判明しました。理由については公式には発表されてませんでしたが、コロナで広告収入が減ったため続けることが出来なくなったことが主な原因のようです。『月刊カメラマン』は創刊42年という長い歴史のある雑誌なのに、そうやって積み重ねてきたものが、コロナなんていうもののために一瞬で消えてしまうのはなんとも悲しいです。読者が減ったとか売上が伸びないという理由ならある程度は納得出来るのですが。コロナは文化にも影響を及ぼすのだなぁ。