早稲田を後にして東京駅へ行き、東北新幹線に乗車。
そして仙台へ到着。
取り敢えずコーヒーでも飲もうと思い、予め目星をつけてあったカフェへ行きました。それは「センダイコーヒースタンド」というカフェ。
仙台は結構いろんなカフェがあって、一部では「仙台はカフェの街」と言われているとかいないとか。そんな個性的なカフェがたくさんある中でたまたまネットで見かけたのがこのセンダイコーヒースタンド。早速このお店のインスタのアカウントをフォローし始めると、ある日、年内で閉店するとのアナウンスがありました。おそらくコロナの影響かと思われます。これは閉店してしまう前に是非一度行っておきたいなとずっと思っていて、やっと今回来ることができたのでした。
入口のレジでコーヒーとパウンドケーキを注文して会計を済ませると、2階にも席があるけど、1階と2階のどちらがいいか？と店員から訊かれました。1階の席はやや狭苦しい感じだったので、2階にすることにしました。しかし、2階に行ってみると、カフェというよりはバーみたいな雰囲気の空間で、やっぱり1階にしておけばよかったなと少し後悔。
客は他にいなかったのですが、その割にはやけに長く待たされてようやくオリジナルブレンドのコーヒーとチョコが掛かったパウンドケーキが登場。
さてさてコーヒーはどんな味がするんだろうかと期待に胸を膨らませながら飲んでみると、私の想像以上にクオリティの高いコーヒーでした。私は深煎りの苦味が強くて酸味が無いコーヒーが好きで、今回このお店で出てきたような中煎りで酸味があるコーヒーは好みではないので避けてきたのですが、こちらのコーヒーの酸味は質が良くて強さもほど良く、質の高い豆を厳選して、焙煎技術の高い職人がローストしたと思われます。こんなコーヒーが飲めるカフェが年内に閉店してしまうのは何とも勿体ない話です。幸い公式サイトではオンラインでコーヒー豆の販売もしているので、今のうちに買っておこうかと思っています。オリジナルブレンドは200ｇで1,700円と、一般的な自家焙煎豆の価格相場からするとややお高いのですが、それだけの価値はあると私は思います。それから、チョコが掛かったパウンドケーキも、密度が高いのか見た目以上にずっしりと重く、かと言って硬いわけではなく、たいへん美味しゅうございました。チョコレート部分も美味しくて、このチョコレートを選ぶのにもかなりこだわりがあったであろうことが想像できました。
