甘酒

 先日、神棚にお供えするお酒がそろそろなくなりかけていたので、いつもの酒屋へ買いに行きました。棚に並んでいた中から1本を手に取ってレジへ持っていき支払いをしている時にふと横をみると愛知県の蔵元が作った甘酒が置いてありました。それを興味深そうに眺めている私に店主が言うには、もうすぐ獺祭の甘酒が入荷する予定とのこと。あの獺祭の甘酒なら是非とも飲んでみたいものだと思い、数日後に再びその酒屋を訪れ、甘酒を購入しました。ラベルの表示を見ると、原材料として使われているのは米と米麹だけでした。使われている米の種類は獺祭と同じく山田錦なのですが、「等外米」であると書かれていました。等外米とは、粒揃いが悪いなどの理由で等級がつかなくて清酒の仕込みには使われない米のことです。経験豊富な稲作農家が栽培しても5〜10%の割合で等外米が発生してしまい、それが農家の経営を圧迫する原因のひとつになっているのだそうです。しかし、質の良い甘味といった山田錦本来の良さは失われてはいないので、資源を無駄にしないという思いから、この等外米を使って甘酒を作っているのだそうです。お味の方は、甘酒としてはサラリと、あっさりとした方だと思いますし、少し温めて飲んだ方が美味しく感じました。ひな祭りが近いということもあり、日本酒メーカー各社が市場に甘酒を投入してくる時期ですので、機会があれば他の蔵元の甘酒も飲んでみたいです。

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