醸し人九平次

 お盆休み中ではありますが、予定通り出勤。さすがに今日は5時に仕事を切り上げました。帰宅途中、駅前のデパ地下の酒関係の売場に立ち寄りました。このお店は、年末とかお盆とかゴールデンウィークといった贈答品や手みやげの需要がある時期には普段は置いていない銘柄が棚に並ぶことがあります。もしからしたら獺祭があるかも、と淡い期待を抱いていたのですが、残念ながら獺祭はありませんでした。しかし、以前から興味を持っていた名古屋の蔵元の『醸し人九平次』があったので迷わず購入。『醸し人九平次 human』という大吟醸なのですが、いったいどんな味がするんだろうとワクワクする気持ちが半分と、「期待したほどでもないかもしれない」という気持ちが半分でしたが、帰宅して早速飲んでみましたら、「もしも美味しいのであればこれぐらいだろう」という私の予想値を上回る美味しさでした。白ワインのようなフルーティーさがありながら、甘ったるくなく、香りも良くて、さすがフランスの三ツ星レストランで採用されるだけのことはあるなと納得しました。なかなか入手できないというのが唯一の欠点ですが、またいつかどこかで見かけたら購入したいです。