ハミガキ

 歯磨きは1日に3回行います。朝と夜は自宅で磨きますが、平日の昼は会社のオフィスで磨きます。会社で使う歯磨きセットは以前は普通のトラベルセット的なタイプのものを使っていたのですが、ケースの中に歯ブラシを入れておくと乾かなくて衛生的ではありません。そこで歯ブラシはコップの中に立てて置くようにしたのですが、そういうのが仕事をする机の上に置いてあるというのは良くないような気がしてきました。何か良いものはないものだろうかと考えていたところ、ドラッグストアでたまたま見つけたのがライオンの『MIGACOT(ミガコット)』でした。通気性は悪くないし、ケースは自立するし、デスクの上に置いてあっても違和感は少ないので今のところ気に入っております。

 練り歯磨きのチューブは、残りが少なくなると当然のことながら出しにくくなります。次に使う新しいものが買ってない場合は必死になって何とか1回分の練り歯磨きを確保するのですが、次のが既に買ってあっても、貧乏性なのか最後の最後まで出し切ろうとします。まるで、筋トレのベンチプレスで最後の1回を歯を食いしばって押し上げるように。しかし、最後の1回分を両手を使って何とか押し出しても、それを歯ブラシの毛の上にのせようとして片手を離すと、せっかく押し出したものがヒュルッと中へ戻ってしまうことがよくあります。この1回分の量なんて金額的にはたかが知れているのでそのまま捨ててしまってもよいとは思いつつも何とかできないものだろうかと、アマゾンで検索してみました。まさかそんなものは無いだろうと思っていたら、意外なことに、練り歯磨きのディスペンサー(あるいはスクイーザー)なる商品がありました。「自動」と書いてあるので、センサーに反応するかスイッチを押すかすると練り歯磨きが出てくるようになっているみたいです。壁に設置するタイプだから場所も取らないし。価格は千円から二千円の間ぐらいと高くはないけれど、元が取れるか、つまり押し出されずにチューブの中に残って捨てられてしまう分の金額を回収できるのかは不明なので、買うかどうかはまだ分かりません。

f:id:tsuiteru2772:20220305055314j:plain