神棚へお供えするお酒がなくなったので、会社からの帰りにいつもの酒屋へ立ち寄りました。前回は宮城県石巻市の日高見という超辛口の純米酒でたいへん美味しかったので、それに似たようなものがあればと思いつつ棚に並んでいる瓶のラベルを見ていると、石巻の他の蔵元のお酒がありましたのでそれにしました。『墨廼江』（すみのえ）という純米吟醸酒です。「中垂れ」と書かれたラベルが貼ってあり、どういう意味なのかをスマホで調べてみたのですが、酒を圧搾して清酒と酒粕に分ける工程のどのあたりで出てきた酒かを表しているのだろうということは何となく分かったのですが、はっきりとは分かりませんでした。日本酒を製造する工程の工場見学みたいなものがあれば、一度でいいから参加してみたいものです。 さて、今回の墨廼江は吟醸酒なので、甘味が感じられ、華やかな香りも少しあります。しかし、そうでありながらも、キリッとして一本筋が通ったような口当たりと喉越しが他の吟醸酒ではあまり感じられない特徴かもしれません。
