日本酒

 お酒は弱いと言いながら、買う場合にはこだわりがあって、神棚にお供えする日本酒にしても適当なものを買うのではなく、私なりの基準でちゃんと選んでいます。お供え用として今回買ったのは岐阜県多治見市の三千盛(みちさかり)という蔵元の夏季限定の純米大吟醸です。一般的に大吟醸は、良く言えば香りが華やか、悪く言うと甘ったるくて、そして当たり前のように価格は高いです。しかし今回の三千盛は違いました。もともとこの蔵元は「辛口しか作らない」という会社の方針があるのか、辛口の商品しか作ってこなくて、そのポリシーのもとで甘口にならざるを得ない大吟醸をどうやって作るのか興味があったのですが、芳醇でありながら切れ味鋭いキリッとした辛口に仕上がっていました。そして価格は1,500円ほどで、こんなに安く売っていて儲けはあるのだろうかと心配になるくらいの安さでした。

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