月曜

 3月13日からはマスクの着用が個人の判断に任せられることになりましたが、いつものようにマスクをして家を出ました。通勤電車の乗客や駅周辺を歩いている人達を見てもマスク無しの人はいませんでした。会社でも状況はこれまでと全く変わらず。やはり「横並び」を重視し、「同調圧力」が強い日本においては自発的に昨日までの何かを急に変えるのは難しいことがとてもよく分かりました。これが花粉の季節を過ぎて、マスクをしていては暑くてしょうがない頃になってやっとマスクを外す人が出始めるのではないかと予想しております。ちなみに、会社の帰りにセブンイレブンへ寄ったら、レジのカウンターに設置してあった店員と客との間の透明の仕切りは無くなっていました。

 ノーベル文学賞作家の大江健三郎さんが老衰のため今月3日にお亡くなりになっていたとのニュースがありました。88歳。ご冥福をお祈りいたします。大江先生の作品はノーベル文学賞を受賞された際に読んだことがありましたが、それ以来全く読んでおりませんでした。おそらく、大型書店では追悼フェアが開催されて、特設コーナーに作品が集められることでしょうから、その中から何冊か読んでみるつもりです。