私の地元では結構衝撃的なニュースが金曜日にありました。岐阜県内で唯一の百貨店だった高島屋が来年７月で閉店することが決まったのでした。百貨店の建物を所有している家主と百貨店を運営する高島屋との間で、かなり老朽化した建物の改修工事費用（総額32億円）の負担割合について話し合いがもたれましたが交渉は決裂し、閉店することになったと新聞記事には書いてありました。岐阜市にはかつて名鉄百貨店、パルコ、近鉄百貨店、長崎屋などの百貨店がありましたが、ひとつまたひとつと閉店していき、最後に残った高島屋までも閉店することとなり、これで岐阜県には百貨店がゼロになりました。百貨店の無い県は国内で４つ目だそうです。私自身は、岐阜の高島屋はあまり利用していませんでした。営業時間が夜７時までなので平日には行けないし、休日に行くとしても、駐車場から近くはないし、駅からも離れていてアクセスが良くないからです。ただ、上の方の階に入っている書店へ行くのは好きでしたし、地下食料品売場でお寿司を買うことがたまにあったので、それができなくなるのは残念。しかし、百貨店という業態自体が時代に合わなくなっているので、遅かれ早かれ閉店に至る運命だったのでしょう。
