車に関する知識はほぼ無い

 車にはさほど関心が無くて、随分と古いタイプの車に乗っていることもあり、今ドキの車には標準装備されているものでも知らないことはたくさんあります。例えばバンパーにある直径1〜2センチほどの2重丸。初めて見た時は男性の乳首みたいだなと思ったのですが、多分、あそこから音波が発射されて周囲の物体との距離を測り、ぶつかりそうになると警告音が発せられるのだろうなということはすぐに察しがつきました。実際にそれはコーナーセンサー、クリアランスソナー、バックソナーなどと呼ばれているそうです。分からなかったのが、ヘッドライトの下あたりにある平行四辺形または丸型の何やら蓋のようなもの。その奥には一体何があるのだろうかとずっと疑問に思っていました。あの蓋がパカッと開いて、中からノズルがウィーンと出てきて、まるでウォシュレットのようにヘッドライトを洗浄するのではないか、というのが私の推察でした。九分九厘間違いないだろうと割と自信を持っていたのですが、よくよく調べてみると、蓋を外すと中には牽引用のフックがあるとのことでした。昔の車はバンパーの下とか、分かりやすい位置にフックがありましたが、今ドキの車は蓋の中に隠されているのが主流なのでしょうか。あの蓋の開け方も難しそうだけど、現代の自動車学校ではちゃんと教えてもらっているのかな。