歌舞伎

 朝から所用で名古屋へ行きました。伏見駅の近くを通ると、真っ赤な色のド派手な壁が否が応でも目に入ってきました。そこは御園座という歌舞伎の劇場で、東京でいうところの歌舞伎座みたいな存在です。歌舞伎以外の催しも行われるようで、ちょうど梅沢富美男劇団の公演が始まるようで、エレベーターを上がっていく人たちはそれを観に来たのかもしれません。私はこの御園座の中へ入ったことはありません。過去に一度、前売りのチケットを2枚買ったことはあったのですが、急な都合で行けなくなりました。歌舞伎というものは、決して感動と興奮に満ちたものではないことは何となく知っていますが、日本人たるもの、日本の伝統芸能である歌舞伎を一度ぐらいは生で観ておくべきだという考えがずっと頭の片隅にありました。そう思いつつも、やはりちょっと敷居が高くて気軽には行けないし、観るにあたってはいろいろと「お作法」があって面倒くさそうなので敬遠してきました。しかし、最近はネットで調べれば事前にお勉強しておくことは簡単にできるでしょうから、いつか観に行きたいです。