先日、会社からの帰りにいつもの電車を利用しようとしたら、改札のところに「一部区間で運転見合わせ中」との表示がありました。私が向かう方向とは反対側でしたので、結局10分ほどの遅れで済みましたが、反対方向の電車は大変だったようです。駅構内のアナウンスによりますと、橋桁に車がぶつかり、その安全点検のため電車を止めたとのことでした。この「橋桁に車がぶつかる」という事故で電車の運行に影響が出たことが今年に入ってから既に2、3回ありました。「橋桁」と聞いて、河川に架かる鉄橋を支えている部分を想像したのですが、それは橋桁ではなく「橋梁」でした。正しくは、高架になっている等、線路の下を道路が通っているような箇所の橋脚の上に横向きに渡してある構造物のことだそうです。当然、そういう箇所にはそこを通過できる車の高さの制限がありますが、それよりも車高が高い車が通ると車の上部が橋桁にぶつかるという事故が発生することになります。そういう車高が高い車といえばトラック。そのトラックの運転手は人手不足の影響で高齢化が進んでいたり、不慣れなドライバーが多いため、事故の発生数が増加傾向にあるのだろうです。これも所謂2025年問題なのでしょうけど、2025年以降は更に事故件数が増えることは想像に難くありませんし、もっと大きな事故だって起こるかも。