雨の中を帰宅して玄関のドアを開けようとすると、すぐ横の壁に1匹の虫がとまっていました。よく見るとアシナガ蜂でした。暖かくなってきたので早くも蜂が活動を始めたようです。我が家の玄関は、アシナガ蜂にしてみたらよほど営巣に適した条件が揃っているのか、毎年毎年同じ場所に巣を作ろうとします。無闇に殺生はしたくはありませんが、やはり毎日通る玄関脇に蜂の巣があるのは住人にとっては極めて危険なので今年も駆除することにしました。玄関の中に入り収納棚を開けるとキンチョールの缶がありました。手に取って振ってみるとまだ少し残っていたので、それを持って玄関の外へ出てアシナガ蜂に狙いを定めにトリガーを引きました。殺虫剤のスプレーを浴びた蜂は飛び立つものと思いきや、夜になって冷え込んでいたため動きが鈍くなっているのか、壁を上に向かってヨロヨロと進んでいきます。仕方ないので更に殺虫剤を浴びせかけるということを何度か繰り返した後にようやく力尽きてポトリと落ちました。できることならこんなことはしたくないので、蜂が寄ってこないようなグッズはないものかと思ってアマゾンで調べてみたら、オニヤンマの模型がありました。オニヤンマの姿を見ると蜂は近寄ってこないらしいです。それから、ダミーの蜂の巣(たぶんスズメバチのような大型の蜂の巣)の模型もありました。蜂は縄張り意識が強いらしく、凶暴なスズメバチの巣があるところにわざわざ近寄ってはこないという習性を利用したもののようです。そのダミーの蜂の巣を軒先に吊るした写真が載っているのですが、何だか提灯のようにも見えます。