ロッキングオン

 スマホで何かを調べようとする際、大抵はグーグルを使います。グーグルアプリを開くと、検索バーの下にニュース記事の項目がズラッと表示されます。さして重要なニュースでないことは分かってはいるものの、基本的にこれらのニュースは私自身の日頃の検索の傾向から自動的に選択されたものなので、関心がゼロというわけではなく、ちょっと気になる記事があると、調べごとをする前に読んでみることもあり、続けて幾つも記事を読んでいるうちに、そもそも何を調べようとしていたのか忘れてしまうこともあったりします ^^;)  そういう弊害が多分にありながらもこのニュース記事の表示をやめないのは、100本のニュースのうちの99本がクズのようなニュースでも、1本ぐらいは役に立つものがあるからです。今回は『ロッキングオン』という洋楽の雑誌の12月号に先月亡くなったエディ・ヴァンヘイレンの追悼特集が組まれているというニュースがそれでした。最近は雑誌を買うどころか立ち読みさえしなくなったので、このネット記事を見なかったらずっと知らないままだったと思います。すぐにアマゾンで注文して翌日には手元に届きました。久々に手にするロッキングオン誌はずっしりと重く、ページをめくってみるとエディの追悼特集の他にも興味をそそる記事がたくさんありました。ネットの普及によりわざわざ雑誌を買う人が少なくなった御時世ですが、このロッキングオンという雑誌の良さはやはり紙媒体でないと伝わらないような気がします。ネットに負けずにこれからもロッキングオンが存続出来るよう応援したい気持ちになりました。

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検温とか

 会社へ行くと、入り口で検温があります。大きな会社だと自動的にサーモグラフィーなどで検温出来るようになっているようですが、うちの場合は当番が立っていて、非接触型の検温機の光をおでこに照射して一人ずつ検温します。たいていの人は何の問題も無く検温出来るようですが、私のように気温が低い中を自転車をこいでくるとおでこがかなり冷えてしまうようで、この状態で検温機の光を当てると「LOW」と表示される毎日です。何℃以下になるとLOWと表示されるのかは分かりませんが、多分、生きている人間としては考えられないほどの低温になっているのでしょう。ま、頭は冷やした方が良いでしょうから、いいんですけど。

 

 最近は仕事が忙しく、帰宅するのが遅い日が続いています。以前何かの本に書いてあるのを読んだのですが、ストレス解消のひとつの手段として、夜に布団に入って眠る前にいろんなことに感謝すると良いらしいのです。それを知ったのはもう随分と前で、毎晩布団に入って、さぁ感謝すべきことを思い起こしてみよう、と思うのですが、すぐに眠ってしまうので、いまだに一度も出来ていません。おそらく横になって1分も経たないうちに眠ってしまっているようです。

マインドフルネス

 マインドフルネスというものの世間における認知度が徐々に高くなってきています。マインドフルネスとは、大雑把に言うと、仏教の坐禅から宗教的要素を取り除いたものです。静かに座って自分の呼吸や呼吸に合わせて膨らんだり縮んだりするお腹の動きに意識を集中し、雑念が頭に浮かんできたら「おっと、いかんいかん」と気が付いて、意識を再び呼吸に向けるというものです。シンプルで簡単そうなのですが、やってみるとこれがなかなかうまく出来ません。雑念が浮かぶこと自体は自然なことなので悪いわけではなく、雑念が浮かんだことに気付いて、その都度また呼吸に意識を持っていくことがポイントです。私の場合は、雑念に気付くのですが、そこからまた呼吸に意識を向けるのが一苦労でした。そうしましたら、最近読んだマインドフルネスの本に、雑念に気付いて意識を切り替える際に「戻ります」と心の中で言う、と書かれていました。たったそれだけのことですが、「戻ります」と言うだけで不思議とスパッと戻れるから不思議です。この調子で更に練習を積んで、いつでもどこでもマインドフルネスでリラックス出来るようになりたいです。

 

京都伏見のお酒

 先日京都へ行った際に伏見の日本酒を購入しました。「月の桂」というブランドの「柳(やなぎ)」という純米吟醸酒吟醸ではあるけれど大吟醸のような華やかでフルーティーな風味に驚きました。食事中に飲むというよりは、これだけをしみじみと味わった方が良いかもしれません。

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美容室での出来事

 昨日、髪を切りに美容室へ行ってきました。どのぐらいの長さにするかについて私の希望を述べると、カットの担当者が「前回よりは短めだけど、前々回よりは長めで宜しいですね。」と言いました。それを聞いて、前回はともかく、前々回のことまで覚えているなんて凄いですねと私が言うと、ちゃんとメモしているとのことでした。そのことをきっかけに、そのカット担当者が最近あった出来事を話してくれました。それによると、7~8年通ってきてくれている男性のお客さんが「いつも通りで」と言ったので、いつも通りと言ってもその日の髪の状態や体調などによっても微妙に違ってくるので、確認の意味も込めていくつか質問をしたらそのお客さんが怒って帰ってしまったそうです。そのお客さんにとってはカット担当者と1対1の関係であっても、カット担当者からすればたくさんいるお客さんの中の一人に過ぎないのであり、「いつも通りで」で通じて当たり前だと思っているのは客側が傲慢だと言えましょう。お客様は神様ではなく、客と店側は同等、店はサービスを提供し、それと引き換えに客はお金を払うのであるから、そんな傲慢な客は相手にしなくていいんじゃないですか、と私は言っておきました。ただ、何か月か前のブログにも書きましたが、美容室の人っていうのはサービス業の割には腰が低くないのも確かです。美容室の人とはそういうものだ、と思っていないとカチンとくることがあるのも理解できないわけではありません。