初鰹

 朝、いつもよりも1時間ほど早く走りに出かけました。走り始める直前にダウンロードした電気グルーヴの『富士山』を1曲目に入れたプレイリストを聴きながら走りました。帰ってきて、ランニングシューズの右足の爪先があともう少しで破れそうになっているのを発見。右足の爪先で地面を蹴る力が左足よりも強いのかもしれません。ソールもかなり擦り減ってしまっているし。今日のランを最後に、新しいシューズに履き替えることにします。

 夕方になる少し前にスーパーへ行き、鰹のタタキの切り身を買ってきました。「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」という山口素堂の句を思い出しました。鰹のタタキはいつもは簡単に生姜醤油で食べているのですが、今回は少しだけ手間をかけて薬味ダレを作ってみることにしました。ネットで調べてみると、薬味ダレのレシピは様々で、それぞれの家庭に独自の作り方があって「正しい薬味ダレ」みたいなものはないようでしたので適当に作ってみました。小口切りにしたネギ、粗微塵切りにした茗荷、適当に切った大葉を用意して、そこへおろし生姜、おろしニンニク、レモン汁、醤油を混ぜたものをかけてよく混ぜるだけ。各材料の量は全て適当なのですが何となく鰹のタタキっぽい風味に仕上がりました。ただ醤油が少し多かったかな。次回はもっと完成度を高めたいです。

眼鏡

 運転免許の更新を前にして視力検査にイマイチ自信が無かったので眼鏡を新調することにしました。安い眼鏡屋で、しかも20%オフのクーポンを適用したのでかなり安くなりました。出来上がるまでに30分ほどかかるというので、お店の外へ出て近くにあるスタバに入ろうとしたのですが、お昼時であったため満席。諦めて他のカフェを探すことにして歩いていくとドトールがありました。こちらの客の入りは6割ほどでしたので入店してアイスコーヒーを注文。トレーに載ったアイスコーヒーと一緒にカードを渡されました。店内に滞在できる時間は1オーダーにつき1時間まで、という意味のことが書かれていました。店内で勉強している高校生とかはスタバでも時々目にして、確かに、客の回転率が下がって売上に影響するのでしょうけど、だからと言ってこういうカードを使うというのは如何なものか。ところで私はドトールのコーヒーはそれほど好きではないので、お店に入ることも滅多に無いのですが、今回のアイスコーヒーは合格点でした。アイスコーヒーはホットと違ってその場で抽出するものではなく、どこかで大量に作ったものを仕入れているのであろうから、どこのお店で飲んでも大差は無いのかもしれません。

 

業務再開に向けて

 新築のビルへ引っ越してからの荷解きがやっと終わりました。これまでにも設計図通りになっていない箇所がたくさんあって、今更工事をやり直せとは言えずに妥協せざるを得ないことが多々ありました。それらも何とか乗り越えて、さあ来週からは本格的に業務再開だ、と意気込んで準備をしておりましたら、幾つかある実験台のひとつにコンセントが設置されていないことに気が付きました。コンセントの設置は当初は指示してあったのですが、その後に何度か行った図面の確認でコンセントが書かれていないことを見逃していたようです。これも今更どうしようもないので延長コードで対応することにしました。

 セミナーの受講が年間に何度か義務付けられていて、それでもコロナ以降はオンラインセミナー(ウェブセミナー)が多くなってきたのでわざわざ出掛けなくてもよいのはありがたいのですが、内容的にピッタリで尚且つ無料または安価なセミナーは少なく、「これは良いかも!」と思うセミナーは大抵高額で、今回調べたものだと5万円を超えるものばかりでした。有望な若い社員に受講させれば、その後の働きの中で5万円の投資以上のリターンが見込めるのでしょうけど。

豆大福

 ヴィドフランスというパン屋が全国に展開しているのかどうかは知りませんが、名古屋や岐阜にはたくさんあります。特に駅ビルに入っていることが多いです。そこで売っているパンはさほどクオリティが高いわけではありませんし、そもそも私は菓子パン類を食べないようにしているので、お店に入ることはあまりありません。しかしながら、そこで売っている胡麻あんドーナツは大好きで、先日それを無性に食べたくなったので久しぶりにお店に入りました。ついでに他にどんなパンが並んでいるのかを見ていると豆大福がありました。普通の豆大福とよもぎ豆大福の2種類。大福が好きな私としては、これは味見をしないといけないなと思い2つとも購入しました。しかし所詮ヴィドフランスだし、あまり期待せずに食べてみたところ、これがなかなかのものでした。スーパーで売られている大福よりは美味しいですし、たくさんのあんこが入っていてずっしりと重たいのも嬉しい。今までは前を通り過ぎてばかりのヴィドフランスでしたが、今後は時々大福を買ってみることにします。

 

 雨の中を帰宅して玄関のドアを開けようとすると、すぐ横の壁に1匹の虫がとまっていました。よく見るとアシナガ蜂でした。暖かくなってきたので早くも蜂が活動を始めたようです。我が家の玄関は、アシナガ蜂にしてみたらよほど営巣に適した条件が揃っているのか、毎年毎年同じ場所に巣を作ろうとします。無闇に殺生はしたくはありませんが、やはり毎日通る玄関脇に蜂の巣があるのは住人にとっては極めて危険なので今年も駆除することにしました。玄関の中に入り収納棚を開けるとキンチョールの缶がありました。手に取って振ってみるとまだ少し残っていたので、それを持って玄関の外へ出てアシナガ蜂に狙いを定めにトリガーを引きました。殺虫剤のスプレーを浴びた蜂は飛び立つものと思いきや、夜になって冷え込んでいたため動きが鈍くなっているのか、壁を上に向かってヨロヨロと進んでいきます。仕方ないので更に殺虫剤を浴びせかけるということを何度か繰り返した後にようやく力尽きてポトリと落ちました。できることならこんなことはしたくないので、蜂が寄ってこないようなグッズはないものかと思ってアマゾンで調べてみたら、オニヤンマの模型がありました。オニヤンマの姿を見ると蜂は近寄ってこないらしいです。それから、ダミーの蜂の巣(たぶんスズメバチのような大型の蜂の巣)の模型もありました。蜂は縄張り意識が強いらしく、凶暴なスズメバチの巣があるところにわざわざ近寄ってはこないという習性を利用したもののようです。そのダミーの蜂の巣を軒先に吊るした写真が載っているのですが、何だか提灯のようにも見えます。