力士の春

 春風亭昇太新作落語『力士の春』がどんな噺なのか気になったので購入して聴いてみました。
 でも、期待していたほどではなく、つくづく新作落語というのは難しいのだなぁと思いました。これだけお笑いが溢れている時代なので、例えば立川志の輔新作落語のように、徹底して演劇のような世界観を創り上げる、といった独自のスタイルがないと、生き残っていくのはなかなか厳しいかもしれません。