これまで使用してきた自転車はマウンテンバイクなのですが、ハンドルやサドルやタイヤが劣化して新しい物に取り替える度にマウンテンバイク故に結構な金額になってしまうことが悩みのタネでした。そこで、年末にタイヤが磨り減ってパンクしたのを機に、このマウンテンバイクを処分して普通の自転車を購入しました。
新品の自転車は３万円前後が相場のようですが、通勤で家から最寄りの駅まで１０分ほど乗るぐらいですので、わざわざ新車を買うほどでもないと思い、中古にしました。７千円でした。あまりスピードは出ませんが、別に自転車レースに出るわけではないのでこれで充分。
今回の購入に際して事前にざっとネットで情報収集していて気になったのが「絶対パンクしないタイヤ」というものでした。これは、タイヤの中に空気ではなくウレタンが入っていて、クギなどが刺さっても大丈夫というのがセールスポイントとなっています。普通のタイヤは、いざという時にパンクして困ることがありますし、パンク修理の代金も決して安くはないので、この「絶対パンクしないタイヤ」はそれなりに魅力的に感じました。しかし自転車屋の話では、タイヤ自体が重い上に乗った時の重みでウレタンが潰れてペダルが重くなるので乗り心地は良くないとのことでした。また、パンクはしないけどタイヤはすり減り、新しいタイヤに交換する際の代金が普通のタイヤよりも高くつくので、総合的にみると空気タイヤの方が優れているとのことでした。この先、技術が進歩して、乗り心地が良くて価格が安い「絶対パンクしないタイヤ」が開発されたら、その時にまた購入を検討しようと思います。
