自然が持つパワー

 午前中は先週と同じように4時間ほどトレーニングをしました。やはり山の中を走るのは気持ちが良いです。地元のこの山は、小学生とか中学生の頃から幾度となく登ってきましたが、それほど「気持ちが良い」と感じたことはなく、というか勿論気持ちの良さというのはあったのでしょうが、特筆すべきものではなかったように思います。しかし、大人になって、日々の生活で神経をすり減らしている身にとっては、この山とか森の木々といったものが持つ自然の癒しのパワーは何にも代え難い格別なものであることをしみじみと実感します。特に今のこの芽吹きの季節はエネルギーに満ちあふれていて、おのれの汚れてすさんだ心が浄化され、清々しさが注入されていくようでした。子供の頃は「大人は何で山なんかに登るんだろう」と疑問に思ったものですが、その理由のひとつが分かったような気がします。先週も書きましたが、こんなに良い場所がすぐ近くにあるのだから、今後は山でのトレーニングをもっと増やしていこうと思います。