ゑびす餅

 予約しておいた伊勢の赤福から毎月1日限定で販売される『朔日餅』を名古屋のデパートで受け取ってきました。7月の朔日餅を買ったことは以前ブログにも書きましたが、その日(7/1)は平日だったので会社が終わってから売場へ駆けつけると、同じようにお勤め帰りに立ち寄った人達で長蛇の列が出来ていたのですが、今回は土曜日でしたので客が短時間に集中することが無く、待たずにサッと買えました。

 11月の朔日餅は『ゑびす餅』。11月は商売繁盛を祝う「ゑびす講」のある月で、商人にとって大切な“ゑびす月”であることに因んでいるのだそうです。黒糖と柚子風味の2種類の餅がセットになっていて、中には勿論あんこが入っています。特別に美味しいというわけではないのですが、あくまで縁起物ということで、両親とともにありがたく戴きました。


 また、商品を包んでいるのはありきたりの包装紙ではなく「伊勢千代紙」で、これも毎月デザインが異なります。伊勢千代紙というものがあるなんてことは知りませんでした。

 赤福という会社は、お土産用のあんころ餅をジャンジャン作ってジャンジャン売っているだけというようなイメージを持っていたのですが、こうしてみると地元の文化に根ざしたオリジナリティーの高い商品創りをしている側面もあるのだなあ、とちょっと見直しました。

(画像は2つとも赤福の公式サイトから拝借致しました。)