18歳

 選挙権が得られる年齢を18歳以上に引き下げる改正公職選挙法が17日の参議院本会議で全会一致で可決・成立し、来年夏の参議院選挙から適用される見通しらしいです。若い層の意見が政治に反映されるようになることは大変良いことです。この改正によって何がどのように変わっていくのかとても興味がありますし、期待する気持ちが大きいです。

 選挙権が得られる年齢が18歳に変わるのと連動して、「成人」の年齢も現在の20歳から18歳へ変更される可能性もあります。それはまあ当然といえば当然で何の異論もありませんし、おそらく多くの人もそう思っていることでしょう。
 ただ、成人になる年齢を18歳にすると、当然ながら成人式を迎える年齢も18歳となります。聞くところによりますと、着物業界がこれには反対しているのだとか。そりゃまあ、そうかもしれません。成人式が行われる成人の日は1月半ばで、大学受験を控える18歳にとっては成人式に出席している時間も心の余裕も無いでしょうから、振り袖を買う人はぐっと減ってしまうでしょう。成人の日を現在の1月から他の月へ変えるという方法も考えられますが、2月とか3月もバタバタしそうだし、難しいかもしれません。どうなることやら。