名古屋めし

 朝からずっとマラソンのトレーニングをして、お昼頃に帰宅しました。お風呂に浸かりながらラジオをつけると、NHKのFMで松尾貴史さんの『トーキング ウィズ 松尾堂』がやっていて、本日のテーマは「いま熱い! 名古屋めしを語り尽くす」という私の地元関連分野でしたので、暫く聴くことにしました。
 名古屋の食文化の特殊性を様々な角度から語っていて、「うんうん、そうだよな」と納得する部分が多かったのですが、いくつかの発見もありました。長い間生きてくると、何がローカル限定の食べ物なのか、何が全国区の食べ物なのかはだいたい分かってくるものなのですが、まだまだ自分の知らなかったことがあることが明らかになりました。まずひとつ目は「ころ」という名前のうどん。これは、茹でたてのうどんを水でさっと洗って、濃いめの冷たい(季節によっては温かい)少量の汁をかけただけのもの。これは全国どこのうどん屋にもあるのかと思っていたのですが、違うようですね。このラジオ番組のパーソナリティのひとりである加藤紀子さん(三重県鈴鹿市出身)は、名古屋へ来てうどん屋へ入るたびに「ころ」という文字をメニューの中に見つけるのだけれど、何が出てくるのか想像も出来ずコワイので注文したことが無かったのだとか。
 それから、鬼饅頭(サツマイモの角切りが入った蒸しパンのようなもの)も名古屋を中心とした東海圏にしかないとは知りませんでした。東海エリアだとスーパーやデパ地下で普通に売っていますし、コンビニのパンコーナーに置いてあることもあります。
 あと、冷やし中華にマヨネーズが付いているのは全国的な食べ方ではないと初めて知りました。この方式は大阪辺りで発祥して徐々に全国に広がっていったものだとばかり思っていたのですが、どうやら違うようですね。

 今回の放送はなかなか興味深く、自分にとっての新知識や驚きもたくさんあったので、再放送されるようであればもう一度聴いてみたいし、誰かがYouTubeにアップしてくれないか暫くしたらチェックしてみるつもりです (^^)

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