北陸へ (5)

 金沢でどうしても行っておきたかった場所がもうひとつありました。それは白山比竎(しらやまひめ)神社で、地元では「しらやまさん」と親しまれているそうです。
 まず、金沢駅からJRで西金沢へ行き、そこで北陸鉄道石川線に乗り換えて鶴来(つるぎ)まで行きます。

 鶴来からはバスもありますが、タクシーで白山比竎神社へ向かいました。表参道の入り口でタクシーを降り、鳥居の前に立ちました。

周囲の山肌にはまだ白い雪が残っており、空気はひんやりと澄んでいました。この段階で既にこの神社の持つパワーのようなものを感じ、身が清められるような感覚がありました。


 門をくぐって本殿へ行き、二礼・二拍手・一礼の作法でお参りしました。

 さて、この神社は「縁結び」にたいへん御利益があるということなので、御祈祷も受けてきました。単に本殿でお参りするだけでなく御祈祷も受ける人の数も多いようで、待合室も広く、この日もたくさんの人が来ていました。その後、本殿の広い祈祷所で宮司さんによる祝詞、巫女さんによる御神楽があり、最後にお供え物を受け取りました。
 さあ、この白山比竎神社の御利益が有るのか、無いのか、どうなんだろうか?ここは国内でも有数のパワースポットであるようで、確かにそういう雰囲気を肌で感じました。もう少し若い時にここへ来ていたら、もしかしたらイイ人が見つかっていたかもしれないなあと思いました。