グランクラスは最高、について再考

 今回の東北旅行も、東京・仙台間の移動は東北新幹線はやぶさ」のグランクラス席にしました。このグランクラスというのは、1編成に1車両で、2人掛けシートと1掛けシートが6列並んでいて全部で18席しかなく、乗車券を含めた料金は普通車の2倍です。高額座席ですが、大型連休の初日(4月28日)は私が乗った列車は満席でしたし、たぶん他の時間帯でも満席かそれに近い状態だったのではないかと推察します。
 でも、帰りは平日(5月1日)で、しかも「仙台→東京」という、行楽地へのお出掛けとは反対方向でしたので、私の他には1人しか乗っていない状態でした。

 グランクラスに初めて乗った時は、珍しさもあってコーフン気味になったのですが、この「贅を尽くした」感のある座席が思ったほど座り心地が良いわけではないと感じはじめました。だったら、この下のランクのグリーン席で十分な気もしますが、東北新幹線グリーン車東海道新幹線グリーン車ほどのゴージャス感が無くて、普通車に近い感じがしてちょっと物足りなさがあります。特に私の場合は手荷物が大きいので、周りの乗客に気兼ねしなくてもよいという点においては、グランクラスの1人掛けシートは捨て難いものがあります。

 以上のようなことから、来年以降もグランクラスを使うか、どうしようか、じっくりと考えたいと思います。今のところは、今回の帰りのように平日で混雑しない場合であればグランクラスでなくてもいいかな、と考えています。