歯科クリニックの椅子の上で考えたこと

 土曜日の割と早い時間帯に予約しておいた名古屋の歯科クリニックへ行き、治療の続きを受けてきました。歯の治療なんかは早めにサッと済ませて、その後の時間をたっぷり確保するために出来るだけ早い時刻に予約を入れているのですが、いざ当日になると「ああ、もっと遅い時間帯にしとけばもっと寝ていれたのになぁ〜」などど後悔するのは、日頃の疲れが溜まっているからなのでしょうね。

 歯の治療に対して億劫な気持ちになり、出来ることなら行きたくないと思う最大の理由は「痛み」でしょう。私が通っている歯科クリニックは、ちょっとした治療であっても、痛みが発生する可能性があると必ず麻酔を使用します。しかも、まず麻酔薬をガーゼで塗ってから注射針を刺します。このような徹底した処置のおかげで、痛みを感じることはありません。

 リクライニングが倒された治療椅子の上に仰向けになり、大口を開けながら、ふと「あの北の国の指導者は虫歯の治療を受けることなんてあるのかな?」と、どうでもいいような疑問が頭に浮かびました。そもそもあの国にちゃんとした歯科医院があるとは思えないので、海外の大学で歯科医の資格を取らせた自国民、あるいは他国の歯科医を引き抜いてきたりして傍に置いているのでしょうね。そしてその指導者も痛いのはイヤでしょうから、麻酔をし、慎重な上にも慎重に治療するんだろうなぁ。そして、もしも何かの手違いで痛かったりした日にゃ、その歯科医は職を失うどころか、直ちに処刑台に連れていかれたりして・・・
 そう考えると、こういう風に誰でもちゃんと治療が受けられる幸せをしみじみと感じるのでありました ^^;)