歯の治療

 午前中は名古屋の歯科クリニックへ行ってきました。いわゆる「根っこ」の治療です。細い針のような器具を歯の根元へ向かって差し込んでは引き抜くという作業を繰り返して汚れ等を除去した後、そこへ薬液を入れて蓋をして、次の診察時に状態を確認する、というのが治療の流れなのですが、これがなかなか終わらず、今回で3回目(同じ箇所)になります。

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 ようやく次回で何とか「根っこの掃除」は終わりそうですが、その後に、金属の蓋の型をとって、後日それをはめてもらうことになるので、少なくともあと2回以上は通わなくてはなりません。やれやれ。

 何回も同じ箇所の治療が続いていることの唯一の良い点は、どれぐらいの痛みなのかが想定できることです。初回は「いったいどんな痛い目に会うんだろうか・・・。痛いのは嫌だなぁ・・・」と恐怖におののいて、必要以上に身構えてしまい無駄に疲れるのですが、回を重ねるうちに「最大でもあの程度の痛みなら耐えられるな、怖がらなくてもいいな」という気持ちの準備が出来ているので、落ち着いていられます。

 考えてみれば、歯の治療に限らず、私はいろんなことに「必要以上に身構えてしまう」性質というか思考の癖があるようで、何に対しても「最大限の悪い事態」を想定して、ムダなストレスを抱え込んでいたなぁ、と歯科クリニックの治療台の上で大きな口を開けながら、ふと気が付いたのでありました。