ウエルカム・ドリンクならぬ・・・

 午後、JR名古屋駅から「ワイドビューしなの」で松本へ向かいました。一昨日のブログに書いたように、進行方向に向かって左側で、偶数列の席にしましたので、車窓からの眺めは大変満足のいくものでした。

 定刻より少し遅れて松本駅へ到着。名古屋で乗車する前にスタバでグランデサイズのコーヒーを買って車内で飲んでいたのですが、何だかまた飲みたくなったので、改札を出てすぐの所にあるスタバへ吸い込まれるように入っていき、ラテを買いました。スタバの前にはアジアから来ているであろうお坊さん達の5〜6人のグループがいました。映画『ビルマの竪琴』に出てくるようなオレンジ色の法衣を着て、スタバの紙カップを手にしてお店の前で寛いでいる様子でした。戒律によってはコーヒーなどの刺激物の摂取を禁じていたりしますが、この人達の宗派は飲んでもいいんだぁ、と思ったのですが、彼らが持っている紙カップの中に入っているのはコーヒーとは限りません。紅茶かもしれないし、もしかしたら白湯かもしれません。

 予約しておいた松本駅前のホテルまで歩き、部屋へ入りました。荷物を置いて椅子に腰を下ろし、ほっと一息ついて、何気無く机の抽斗を開けてみると、ランドリーの伝票の上に何やら黒い物が・・・。よく見ると、履いた形跡のある一足の靴下でした。おそらく、前(あるいはもっと前)の宿泊客のものでしょう。ランドリーに出す場合はこの抽斗に入っている専用のポリ袋に入れてフロントへ持っていくことになっているし、伝票には「衛生上の観点から、下着や靴下などは取り扱い出来ません」と書いてあります。こんな抽斗の中に入れておいたって洗濯してもらえるわけではないのにバカじゃないのか、と思いますし、ホテルの清掃担当者も抽斗の中をしっかりとチェックしなかったのでしょう。

 ホテルによっては「ウエルカム・ドリンク」というのがあって、チェックインすると飲み物が提供されることがありますが、この「ウエルカム・履いた靴下」には驚きました。この件についてフロントに伝え、晩御飯を食べるために外出している間に回収してもらいました。やれやれ ^^;)