シチズンの社長

 朝7時半からTBSテレビの『がっちりマンデー』を観ました。今回のゲストはシチズンの佐藤敏彦社長でした。こういう大会社の社長ってのは、きっと東大卒か、そうでなければ早稲田か慶応なんだろうな、と思ってウィキペディアで調べてみたら、意外なことに北海道大学の工学部卒と書いてありました。ウィキによりますと、佐藤氏は北海道の貧しい家庭に生まれ、4歳までは家に電気が来ておらずランプで過ごし、次男であったため高校へは進学させてもらえないはずでしたが、受験だけはさせてもらったところ成績が上位だったため、働きながらならという条件付きで高校進学が許されたのだそうです。成績は優秀だったため高3の時に大学へ行こうと決意するも受験に失敗。それでも諦めずに、アルバイトしながら2浪して北大に合格。しかし学費が払えなかったために途中で1年間休学し、働いてお金を貯めてから再び大学に戻り、卒業してシチズンに入社したそうです。そこから社長の座まで登りつめるというのは、凄いなぁ。しかも、テレビで拝見するお顔には悲壮感などは微塵も感じられないところが素晴らしい。これまでは、SEIKOもシチズンも私にとっては同じよなものだったのですが、今回の番組を観て一気にシチズンのファンになってしまいました。普段はアップルウォッチを腕にはめている私ですが、シチズンの時計もいいかもな、と少し思いました。