難しい言葉

 最近、本を読んでいて出てきた言葉の中に知らなかったものが2つありました。ひとつは「暴虎馮河」、もうひとつは「猖獗を極める」。入学試験や資格試験で知らない言葉が出てくると焦りますが、本や新聞等を読んでいて知らない言葉に出会うと嬉しいですし、一旦本を傍らに置いて辞書やスマホで調べることはとても楽しいです。知るは喜び。

【暴虎馮河:ぼうこひょうが】これは論語の中にある言葉で、直訳すると「素手で虎に立ち向かったり、大河を歩いて渡ろうとすること。命知らずなこと。」となり、一般的には「血気にはやって無謀な危険をおかすこと」という意味だそうです。この四字熟語を使った例文はネット上にたくさん見つかるのですが、いまひとつ出来が良くありません。四字熟語は、それを使うと長い説明をしなくてもパッと意味が通じてピタッときれいに決まるところが良い点なのに、そう感じる例文が見つかりませんでした。

【猖獗を極める:しょうけつをきわめる】これは「悪い物事がはびこり、勢いを増すこと。猛威をふるう。」という意味で、「新型コロナウイルスが猖獗を極める」などのように使うようです。

 こういう言葉を例えばブログ記事の中でサラッと使えたらさぞかしかっこよくて博識っぽく見えるかもしれませんが、なかなか一朝一夕には出来ません ^^;)