西日本で大雨の被害が出ている様子をニュースで見て、大変だなぁと他人事のように思っていたのですが、東海地方でも雨がひどくなってきました。気象情報では「過去に経験したことのない大雨」という言葉を使っていて、この類の言葉はここ数年で繰り返し使われてきたのですっかり慣れてしまって「どうせ大したことないんでしょ」と思うようになってしまっていました。しかし、必ずしも常時激しい雨というわけではないにしろ、途切れることなくずっと降り続いているのでさすがに心配になってきました。実際、すぐ隣のエリアの山沿いでは「警戒レベル3 高齢者等避難」が発令されたようです。そして岐阜県北部の下呂市では飛騨川が氾濫危険水位を超えたとの報告がありました。大きな被害が無いことを祈っております。

 ツイッター佐賀駅の改札前の掲示板の画像が紹介されていて、そこには「ご旅行の中止を慫慂いたします」と書いてありました。「慫慂」の読み方も意味も分からなかったのでスマホで調べようと思ったのですが、読み方も分からず、部首名も分からず、どうやって調べればよいのか分からなかったのですが、四苦八苦の末、読み方は「しょうよう」、意味は「しきりに勧めること」ということが判明しました。またひとつ新しい言葉を覚える機会を提供してくれた佐賀駅には感謝しますが、この掲示板を見て意味が分かった人がどれぐらいいたのか、こういうシチュエーションで使う言葉として適切であったかどうかは疑問です。