今週のコンビニめし

 普段は豚肉と牛肉を口にしないことにしているので、外食やコンビニで選ぶものは必然的にチキンか魚になります。選択の幅が狭くても美味しければ良いのですが、コンビニ弁当でそれを望むのは無理があるよなぁ、と思いながら先日、セブンのお弁当コーナーに並んでいるものを見ていると「こだわり玉子たっぷり 特製親子丼」という商品が目に留まりました。他にこれといって目ぼしいものが無かったので、購入することにしました。帰宅してレンジで温めて食べてみると、これが予想に反して美味い! 街なかの定食屋などで出てくる親子丼に引けを取らない、いやそれ以上のレベルだと言っても過言ではありません。さすが、日本のコンビニ、というかセブンの商品開発力は凄いなぁ。こんなに美味しくて398円+税と価格は低めに設定してあるのも嬉しいかも。でも、私も食品メーカーに勤めているから分かるのですが、消費者にとって良い商品(例えば美味しくて安いもの)がお店に並ぶまでには、絶対にどこかで誰かが泣いているのです。というかメーカーが泣いているのです。そういうものを食べていると、口では美味しさを感じながらも、心では「生産者はたいへんなんだろうなぁ」とツライ気持ちになるのでした。

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