新札

 普段、銀行のATMでお金を引き出すと、シワや折り目の無い比較的きれいなお札が出てくることがたまにあります。そういうお札は例えばお年玉などに使えるように保管しており、ある程度の枚数がストックされています。この度、祝儀を差し上げる機会が生じたのでそうやって保管してあったお札を使おうかと思ったのですが、ネットで調べてみると、祝儀の場合は単にシワや折り目が無いだけでなく全く使用されていない完全な新札を使うべし、と書かれていました。そういう正真正銘の新札はどこで手に入れるのかと言えば、それは銀行しか無いようで、しかも新札に替える機械は銀行の窓口が開いている9時から15時までしか使えないとのこと。仕方がないので、月曜日の午後は半日有休を取って銀行に行きました。そして無事に完全な新札を入手することができました。ただ、銀行に対して不満はあります。機械に古いお札を入れると同じ金額の新札が出てくるだけのことで、銀行のスタッフがいなくても機械だけで完結するのであれば利用可能な時間は9時から15時ではなく、ATMと同じ(多くの場合は24時間)にすればいいのに何故そうしないんだろうか?しかも両替できる紙幣の枚数が10枚までと制限されています。とかく銀行というのは、利用者に不便を強いることが多いのはいつも納得できずにモヤモヤとした不満を抱くことになります。