弥生の京都

 朝から京都へ。もう完全にコロナの影響から脱したかのような混雑ぶりで、伏見稲荷大社の入口もたくさんの人で溢れかえっていて、外国人観光客の姿もたくさん見受けられました。こういう賑わいは周辺のお土産屋や飲食店にとってはありがたいことなのでしょうけれど、いささか不謹慎であることを承知で申せば、個人的にはコロナが猛威を振るっていた頃の静けさがとても懐かしく思われるのが偽らざる心境なのでした。考えてみれば、京都なんて神社仏閣がたくさんあるのに、なんでわざわざ伏見稲荷まで来たいと思うのか、外国人観光客の心理が今ひとつ理解できません。お稲荷さんを信仰しているわけではないのはまず間違い無いので、やはり千本鳥居を見に来るのでしょか。

 名古屋へ戻ってきて駅ビルのデパ地下を巡回。エスカレーターの手前に狭いスペースがあって、ここでは週ごとにいろんな業者がやってきては主にお弁当関係を販売しているようで、今日はたまたま伊勢志摩の「かきめし」が販売されていました。牡蠣を食べられるのも今シーズンはあと僅かなので、食べ納めだと思い購入。お弁当の包み紙には「うまいにきまっている。」と書いてあり、まさかそんなキャッチコピーを信じるはずもなく、あまり期待せずに食べてみると、これが確かに「うまい」のでありました。牡蠣ご飯、牡蠣フライ、牡蠣海苔が入っていて、どれも美味しかったです。もう1回食べてみたいのですが、このお店が出ているのはたぶん今日までなんだろうな。