月曜雑感

 昨日の日記に書き忘れたことがひとつありました。それは、ミッション:インポッシブルのシリーズに出てくる女優さんがイマイチだ、ということ。今回から新たに主要メンバーに加わった女優さんは「えっ、ただのオバチャンじゃないの?」ってレベルなので相当がっかりしました。これだけの大ヒットシリーズだから予算なんていくらでもあって、若くて綺麗な女優さんに破格のギャラを払って出演してもらうことぐらいインポッシブルではないはずなのに、敢えてそうしないのは、うっとりするぐらい見目麗しいキラキラした女優さんがトム・クルーズと並んでスクリーンに映ったら、トムの老化ぶりが際立ってしまうからだと推察します。

 米国のバーモント州パレスチナ系の大学生3人が銃撃されたというニュース記事をNHKのウェブサイトで今朝読みました。しかし、日本ではあまり関心が持たれなかったのか、その後はどのニュースサイトでも大きく取り上げられずにヘッドラインから消えていきました。まあ確かに、日本人からすると「バーモント」と聞いて連想するのは「カレー」だろうし、バーモント州がどのへんにあるのかを知っている人は少ないし、ガザ地区ではもっと悲惨な軍事衝突が起こっている真っ最中なので、ニュースバリューが低いと判断されても仕方がないかもしれません。しかし私はバーモント州に短期間とはいえ住んでいたことがあるので、大変関心を持ったニュースでした。今ではどうなのか知りませんが、当時のバーモント州アメリカの中でも白人の割合が最も高い州で、街を歩いていても白人以外を目にすることはほとんど無くて、かと言って非白人に対する差別やヘイトクライムがあるわけではなく、少なくとも表面的には平和な状態を保っていました。そうやって保たれていた均衡が、イスラエルパレスチナの衝突がきっかけで崩れてしまい、今回のような銃撃事件があの静かで平和な街で起こったことをとても悲しく思います。