交渉学

実践!交渉学 いかに合意形成を図るか (ちくま新書)

　昨年10月末に行われた新潟県津南町の町議会選挙でトップ当選を果たした現役東大院生の桑原はるかさんのツイッターをフォローしています。勿論、ミーハー的な気持もあったのですが、こういう若い人に頑張ってもらって新しい風を吹き込んで地方から少しずつ変えていって欲しいという願いから、津南町民でも何でもない私ですが、勝手に応援しています。
　そんな桑原さんのツイッターの中で暫く前に取り上げられていて気になっていた『実践！交渉学』という本を読んでみました。「交渉」という字面から「争い事において少しでも自分の利益を多く勝ち取るためのテクニック」について書かれた本なのかな、という漠然としたイメージを持っていたのですが、そうではなく、学問対象として体系的にまとめられた「交渉」というモノについて具体例を交えてとても解り易く説明されており、面白かったです。この本の中に引用されていた『ハーバード流交渉術』という本も読んでみようと思います。

ハーバード流交渉術 (知的生きかた文庫)