櫻正宗

 振り返ってみると、ここのところ酒の話題が多いような気がしますが、今日もまた酒の話です。比較的早く仕事が終わったので、会社帰りに高島屋の地下食料品売場へ行き、ほうじ茶を買ったついでに、買うつもりは無かったのですが何となく日本酒コーナーへ行って「どんな種類を置いてるのかな」ぐらいの気持ちで棚を眺めていました。すると店員さんが近寄ってきて私に話しかけてきました。よく見ると「櫻正宗」と書かれたハッピを着ており、高島屋の店員ではなく櫻正宗という酒造メーカーの営業担当者のようで、日本酒売場の一角で櫻正宗の販促キャンペーンを行っており、通り行く人に試飲をすすめたりしていました。やや強引に私もその試飲コーナーへ連れて行かれ「金稀(きんまれ)」という純米吟醸酒を薦められました。その営業担当者の説明によれば、この金稀は毎年春の園遊会で振る舞われるお酒なのだそうです。私は今年の春の園遊会には招待されていないですし(笑)、一体どんな味なのか気になったので4合瓶(720ml)入りを1本買ってしまいました。
 帰宅して、早速飲んでみました(と言っても盃に2杯程度ですが)。吟醸酒らしいややフルーティーな香りで、しかし大吟醸のような甘さが気になるようなことはなく、キレのある口当たりで、スッキリとした風味でした。営業担当者は「燗にすると更に香りが良くなる」とも言っていましたが、燗のやり方なんて全く分からないので、グーグルで調べて一度試してみようかと思っています。

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