神経の部屋

 歯医者へ行って治療の続きを受けてきました。前回は虫歯を削り、出来た穴を仮に塞いであったのですが、今回はその穴に金属のフタをする処置でした。虫歯治療の最大の山場であるドリルで削る工程は既に終わっているので「今日は痛くないんだろうな」と安心していたのですが、歯科医の説明によると「”神経の部屋”の近くを触ることになるので、ちょっと痛みを感じるかもしれません」とのことでした。「神経の部屋って一体何なんだろう?どんな部屋なんだろう?何畳ぐらいの部屋なんだろう?」と考えているうちに治療が始まり、確かに痛みを感じたのですが、まあ何とか我慢できました。

 ”神経の部屋”というのが気になったので、歯医者からの帰り道にスマホで調べてみましたら、歯というのは一番外側がエナメル質、その内側が象牙質、そして歯の中心にあるのが「神経が入っている部屋(歯随腔)」という構造になっているということがわかりました。エナメル質と象牙質ぐらいは知っていましたが、これまでに通った歯医者さんからの説明の中に「神経の部屋」という単語は出てこなかったので知りませんでした。
 ついでに、虫歯の治療方法に関するページをスマホで読んでいたら「なるほど、あの時はこういう事をやってたのか」と合点がゆくことが多く、勉強になりました。