昨日の記事の補足

 昨日の記事は、朝出勤前に慌てて書いたものでかなり大雑把な内容になってしまったので若干の補足を ^^;)

 タバコを吸うのは体に良くないということと同様に、体を動かさないで座っている時間が長いライフスタイルは健康を害し、肥満のみならず癌、心筋梗塞や大動脈瘤などの心血管障害、糖尿病、骨粗鬆症うつ病認知症などの病気を引き起こすリスクファクターなのだそうです。この分野の研究は日本よりもアメリカの方が進んでいて論文の数も多いようです。

 更に、病気の予防というだけでなく「集中力を増す」、「仕事の効率を上げる」、「良いアイディアを出す」という観点から立ったまま、あるいはルームランナーの上で歩きながら仕事をするというスタイルが決して珍しいものでは無くなりつつあり、専用の事務机(スタンディングデスク)が販売されています。アメリカの元国防長官のラムズフェルド氏はスタンディングデスクで執務を行っていたそうですし、グーグルの役員会議の会議室には椅子が無くて全員がルームランナーに乗って行われるのだそうです。

 『1日6時間座っている人は早死にする!』の著者の坪田氏自身も自宅ではルームランナーの上で歩きながらパソコン仕事をしたり、DVDで映画を観たりするそうです。

 ただ、いきなり1日8時間立ったまま仕事をするというのはかえって健康を害すでしょうから、1日1時間程度から始めて徐々に体を慣らしていくのが良いようです (^^)