『ただ坐る』

ただ坐る 生きる自信が湧く 一日15分坐禅 (光文社新書)

ただ坐る 生きる自信が湧く 一日15分坐禅 (光文社新書)

 私が座禅というものに興味を持ったのは小池龍之介さんの本がきっかけでした。それまで仏道や座禅になど全く関心が無かったのですが、ある日、本屋で小池さんの本を目にして「なんかちょっと変わったお坊さんがいるんだなぁ」ぐらいの軽い気持ちで手に取って読んでみたら、ストレスを和らげ気持ちを落ち着けるのに座禅というのは役に立ちそうだと感じ、それ以降ときどき座禅をしてみたりしていました。
 そんな中、またちょっと一風「変わったお坊さん」の本を見つけたので読んでみました。著者はドイツ生まれで現在は兵庫県の安泰寺の住職であるネルケ無方さん。小池さんと比べると、座禅の方法についてなども詳しく書いてありました。私はどちらかというと小池さんの「あまり形にこだわりすぎない」というスタンスの方が初心者には入り易いと思うのですが、ネルケ無方さんの説く内容も説得力があり、部分的に取り入れていこうと思いました。