お祭り

 能年ちゃんのブログを読んでいたら、東京の下町(?)のお祭りを見たとの記事がありました。東京にはこうした比較的小規模なお祭りが地域ごとにたくさんあるようです。人口の減少や後継者不足で段々と少なくなっているのかもしれませんが、江戸の昔から連綿と受け継がれ、その当時の文化の面影が残っていることは貴重であり、そういったお祭りが無い地方に住んでいる私などは少し羨ましく感じたりもします。そういう昔からのお祭りが発生し継承されるためには、それなりのまとまった人口、それなりの経済的な余裕が必要であり、江戸(東京)ではそれが出来ても、田舎ではそういう条件を満たすところは少なかったのかもしれません。ずっと後の近代になって取って付けたようなお祭り(岐阜のお祭りはまさにこんな感じ)は、形式上は一応お祭りであっても、魂が入ってない感じがして、いまひとつ気分がのってきません。


(写真は能年ちゃんのブログから拝借しました。)