STARBUCKS RESERVE(Episode 2)

 一昨日の記事に書いたスターバックスの「スターバックスリザーブ」という格付けの店舗がやはり気になったので、朝早くに名古屋駅のすぐ近くのスタバへ行ってきました。7時半の開店直後に行ったのですが、既にたくさんのお客さんが来店しており、座席は7割ほどうまっていました。注文カウンターで稀少豆を使ったコーヒーを飲みたい旨を告げると、通常とは別のメニューブックが取り出され、私の前に開かれました。3種類ほどの豆の中から、一番高いブルーマウンテン(1杯1,400円)を選択し、それとあわせてホワイトザッハトルテも注文。そして「高額商品お買い上げのお客様専用」の座席へ案内され、すぐ目の前で豆を挽き、「クローバー」という抽出機でコーヒーの抽出が開始されました。通常の商品ですと、注文された順に処理されていくので、混んでいると長い間待たねばならないのですが、今回のようにリザーブ商品を注文した場合は、座席が確保された上に、他のお客さんの注文とは別にすぐに作ってもらえます。
 待つこと暫し、抽出されたコーヒーが、これまた通常とは違う黒いマグカップに入れられて私の前に出されました。さてさて、1杯1,400円のブルーマウンテンとは一体どんなお味なのか。好奇心と期待で高鳴る胸を抑えつつ、砂糖もミルクも入れずにブラックでゆっくりと飲んでみました。「う〜ん、割と普通かもな」というのが正直な感想。期待が高すぎると、こういう肩すかし的な結果になることがしばしばあります。好みの問題もあるのでしょうが、このブルマンは重厚で深みのある風味で、極端に言えば「ドロッとした感じ」かもしれません。「クローバー」という名前の抽出機については詳しくは知らないのですが、どうやらサイフォン方式に似ているようで、ハンドドリップで淹れたらもっとスッキリとした風味になるのではないかと思いました。これはこれで美味しいのでしょうが、1,400円の価値があるかどうかの判断は人それぞれ。ちなみに、あのリッツカールトンのラウンジのコーヒーは1,500円で、あそこはゴージャスな室内の雰囲気の代金がコーヒーに上乗せされているのでしょうが、今回のスタバのコーヒーに価格相応の付加価値を見いだせるかどうか。
 極めて個人的な見解としては、今回のコーヒーを目の前で淹れてくれたバリスタの方が、安田美沙子を限りなく上品にしたような、透き通るような白い肌をした美しい女性で、そんな綺麗な人が笑顔で対応してくれて、帰り際にもニッコリと微笑んでくれたので、1,400円の価値はあるなあと思いました ^^;)
 あと、ホワイトザッハトルテはなかなか美味しかったです。小麦を使っているけど、また食べてみたい (^^)