電気不要のエアコン?

 暑い日が続いています。確か梅雨はまだ明けていないはずですが、気温の方は既に相当高いところまで行っており、これで梅雨明けしたら更に気温が上がるのでしょうかね。毎年のことながら、うんざりしてしまいます。

 暑いのは日本だけではなくて、例えばバングラディシュのある地域では気温が45度まで上がる中、電気も水道も無い環境で暮らしています。こうした状況を何とかしようと、世界初の電気不要のエアコンが発明され、設置されました。それは頑丈な段ボールと使用済みのペットボトルで作られています。ペットボトルの底の部分は切り取られ、段ボールに開けられた穴にねじ込まれます。それを窓に取り付けると、驚くことに室外の温かい空気がペットボトルに入り、細い口から涼しい空気となって出てきます。これは、大きな口を開けて手のひらに息を吹きかけた場合と口をすぼめて息をかけた場合と比較すると、口をすぼめた場合の方が冷たく感じるのと同じ原理なのだそうです。こんな簡単なことで本当に温度が下がるのか信じられないのですが、実施にこの方法で室温を12度以上下げることが出来たのだそうです。
 日本であれば電気はあるわけだから、このペットボトルの装置と扇風機を組み合わせたら更に効率的に室温を下げることができるのかな?

↓この動画、2分弱の同じ内容のものが何故か2回続けて入っています。