市長選挙

 岐阜市長選挙の投票へ行ってきました。4期16年務めた現在の市長が今期限りで引退し、新人7人が争う形となりました。各候補はそれぞれ「岐阜市をより良い街に変えていく」的な政策を語ってはいましたが、どれも似たり寄ったりで、いまひとつピンと来るものがありませんでした。結局のところ、7人の中では地元での地名度が比較的高い柴橋氏が当選しました。まだ30代の若い市長は、全国には何人かいるようですが、岐阜では初めてじゃないかな? 頑張って欲しいものです。

 今回の選挙に限ったことではありませんが、衆院参院の選挙でも、当選した(あるいは当確が決まった)候補者が、事務所で支援者とともに「バンザーイ!」と、やるのは当たり前の光景で、そういうものだと思っておりました。そうしましたら、一昨年の参院選で当選したある候補が「これからやらねばならないこと、自分の肩にかかっている重い責任を考えると、とてもバンザイする気にはなれない」と語っているのを聞いて、なるほどなぁと思いました。多くの人が必ずやるバンザイは、個人的な嬉しさを表現したものであって、国民や市民のことを思ってのものではないのだなぁ。