ツボ

 西新宿の「トータルリチューニング 楽ゆる整体」という整体院の永井先生は、自分で出来る整体やツボ圧しをYouTubeでたくさん紹介しています。先日は「空腹をおさえるツボ」として、飢点(きてん)、人中(じんちゅう)、天枢(てんすう)という3つを紹介していました。
 押さえ方のコツは強く押しすぎないこと。今回のこの3つのツボだけでなく、この永井先生が提唱する押し方は、ツボに指を当てて、軽く回すというやり方。ツボの表面の皮膚1枚が動く程度の強さで動かします。
 こういう「強く押さない」というコツは、随分前にNHKの『ためしてガッテン』でも説明されていたような記憶があります。ツボというのは本来そんなに強く押さなくても十分に効果があるものなのかもしれません。では指圧などを行う治療院では何故ぎゅうぎゅうと強く押すのかというと、例えば1時間で数千円の料金を取っておきながら、指先で軽く撫でる程度の施術しかしなかったら(たとえそのやり方の方が効果があるのだとしても)お客さんは納得しないのでしょう。そこはやはり、グリグリと強く押して、いかにも「専門技術を使って施術してまっせ!」ということをアピールするパフォーマンスでないと料金を徴収しにくいのかもしれませんし、お客の側としても痛いぐらい押してもらうと効いているように感じるのかもしれません。

 さて、今回の動画で紹介されていた「空腹をおさえるツボ」に私が興味を持った理由は、ストレスからつい甘いものを食べてしまうのを何とかしたいと常々感じていたからです。なんせ私が働いているのはチョコレートのメーカーですから、職場にはチョコレートが溢れんばかりにありますので、ひょいと手を伸ばせばいつでもチョコレートを手に取って口へ入れることが出来る環境にあります。そして一口食べると、まるでスイッチが入ったかのように「甘いもの食べたい」という欲求が暴走するのです。ツボの刺激によってこういう衝動を少しでも抑制出来ないものかと考えています。

 楽ゆる整体の永井先生YouTubeの動画でとてもたくさんのセルフ治療法を紹介していて、自分一人で簡単に出来て、効果が実感出来るものが多いです。こんなふうに無料で動画を公開したら、お客さんが来なくなってしまうのではないかと心配してしまいますが、この整体院は大人気で、ネットで調べてみると2か月ぐらい先までは予約でうまっています。私も昨年一度おじゃまして施術して貰い、また行きたいなぁと思うのですが、行きたいと思った時点で常に2か月先まで予約が取れないという状態なので、なかなか行くことが出来ません ^^;)