うなぎの季節

 街を歩けばそこかしこで「うなぎ」の幟を目にするようになりました。コンビニですと「うなぎ 予約承り中」というポスターが貼ってあったり、スーパーへ入れば「今年の土用の丑の日は7月27日(土)で、ナントカカントカ・・・」という店内放送が流れていたりします。うなぎというのはこんなにも前から予約して食べるものではなかったような気がするのですが、最近では早いうちから宣伝の攻勢が激しくなったように感じます。

 そういう私は、先日、浜松へ行った際に鰻重を食べました。鰻重は、一昔前までは2,000〜3,000円ぐらいだったと思うのですが、近頃はその価格が1.5〜2倍ぐらいになっています。これは何年か前にうなぎの産地表示に関する法律が厳しくなったからで、国産だとかなり高値になるようです。高いけれど、そう頻繁に食べるわけではないし、せっかく浜松に来たんだしと思い、お品書きに載っているものの中で一番高い鰻重を注文しました。たっぷりのうなぎ(1匹+4分の1)がご飯の上にのっていて、身は思ったよりもホロホロと柔らかく、淡白な味でした。

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