映画『ターミネーター』シリーズの新作『ターミネーター ニュー・フェイト（原題は"Terminator: Dark Fate）』の予告編を見ました。「ターミネーター2の正当な続編」というキャッチコピーがデカデカと書かれています。ターミネーター 2の後に3作ほどの続編がありました。1作目の『ターミネーター 』や2作目の『ターミネーター2』と比べると、3作目以降はあまり面白くなかったのは確かですが、3作目以降を全面否定するかのようなこのキャッチコピーには驚きました。
「正当な続編」と宣言するだけあって、オリジナルメンバーであるシュワルツネッガーとリンダ・ハミルトンが出演し、ストーリー的にもシリーズ2作目から繋がっているらしいです。
ストーリーの出来栄えとしては、1作目が最も優れていて、もしも原作小説があったら、最高のSF小説だったろうと思いますが、映画は低予算だったため、そもそも現代のCGのような技術が無かったので、映像的にはちょっと残念なシーンがあちこちにありました。それが2作目では予算が大幅にアップして、映像的にはかなりの進歩が見られ、派手なアクションがテンコ盛りになりましたが、ストーリーとしてはやや凡庸に思えました。それが今回の「正当な続編」ではどのような展開になるのか。シュワちゃんも御歳72歳の老体に鞭打ってどこまで頑張っているのか、早く観たいです。日本での公開（11月8日）が待ち遠しいです。
