大河ドラマ

 6月7日を最後に放送を休止していたNHK大河ドラマ麒麟がくる』が、8月30日から放送を再開するとのニュースがありました。ほぼ3か月の空白が生じたことになります。全体の約4分の1も短くなり、ストーリー展開も当初のものとは大きく書き換えられたものになるのでしょうが、どこがカットされるのかが気になります。放送休止前は、光秀が信長と出会ってまだ間もない頃で、この時点ではまだ二人の間に何の軋轢がないのですが、この状態がどの様にして本能寺の変へと向かっていくのか、そのプロセスは大変興味があり、またそれがこのドラマの核であると思うので、放送回数が減っても少しの割愛も無く丁寧に描かれることを願っております。そもそも、大河ドラマの場合は「一年間」という放送期間が決まっていて、その尺に合わせて脚本が書かれるわけで、題材によっては本来ならもっと短くても収まる話を無理矢理引き伸ばしていることもあるでしょうから、放送期間が短くなってちょうど良くなることだってあり得ます。短くなってかえって面白さが増すことを期待して来月末の放送再開を待ちたいです。