発車時刻

 先日の会社の帰り道、駅の近くへ来るとちょうど発車時刻が迫っている電車がありました。走れば何とか間に合いそうでしたので私は走りました。私の他にもサラリーマンや高校生の集団が走りました。これなら何とかギリギリ間に合うなと思ったら、電車まであと数メートルの所で無情にも扉が閉まってしまいました。左手首のアップルウォッチをみると、発車時刻までまだ10秒ほどありました。まだ10秒あるのにどうして扉を閉めるんだぁ、と怒りが込み上げてきました。苦情の手紙でも書いて送ってやりたい気持ちでしたが、その前に一応ネットで調べてみると、列車の発車時刻というのは、列車が動き出す時刻のことであり、扉が閉まるのは発車時刻のちょっと前だということが判明しました。なるほどそうかもしれないなぁと思いながらも、普段は遅れることが結構あるのに、走っている人々の姿が車掌の目には入っていたはずなのに、こういう時だけ教科書通りに10秒前で扉を閉めるというのはやはりどうにも納得出来ませんでした。