映画化

 村上春樹の『女のいない男たち』という本の中におさめられているいる『ドライブ・マイ・カー』という短編小説が映画化されるとのニュースがありました。春樹ファンとしては嬉しいニュースです。主人公を演じるのは西島秀俊さん。私が原作小説を読んだ時に頭の中にイメージしていた人物像とはちょっと違うけれど、どんな風に演じるのか楽しみです。そしてヒロインは三浦透子さんで、こちらは私が原作から受けた勝手なイメージとは西島さんよりも更にイメージが異なるのですが、果たしてどうなるのか興味があります。ひとつ心配なのは、さほど長くはない短編小説を90分とか120分の映画にすると間延びした感じになってしまうのではないかな、ということですが、そこは監督の腕の見せ所のひとつのように思います。公開は今年の夏とのこと。その頃にコロナがどうなっているのか分かりませんが、是非とも観たいです。