漁港の肉子ちゃん

 先日、久しぶりに西加奈子さんの本でも読もうかと思い書店へ行きました。これまでに読んだ西さんの本は2冊。今回の3冊目の候補として幾つかあがった中に『漁港の肉子ちゃん』という風変わりなタイトルの作品があり、それにも当然興味があったのですが、結局その時は他の作品を選びました。そしてつい最近になって『漁港の肉子ちゃん』がアニメ映画化されたことを知りました。しかも明石家さんまさんプロデュースだとか。そいでもって肉子ちゃんの声を担当しているのが大竹しのぶさん。でも予告編の動画を見たら絵のタッチからして私の中の西加奈子ワールドとはかなりかけ離れてしまっていて、原作を読む前に映画を観ちゃうとそのイメージが邪魔して原作に没入できなさそうな気がしました。私の中の西加奈子作品のイメージをアニメ化するとしたら「じゃりン子チエ」っぽい絵が近いかな。映画の公開は6月11日からだそうですが、まあコロナのこともあるし、映画館で観るのではなく、原作を読んだ後にレンタルで観ようと考えています。