万年筆の日

 あるネットテレビの番組を観ていたら9月23日は「万年筆の日」だと言っていました。1809年の9月23日に英国で万年筆が考案されてその特許が取得された日なのだそうです。番組ではコメンテーターが愛用している万年筆を取り出してそれにまつわるエピソードを幾つか紹介していました。現代はメールやラインなどで十分に事足りるので、どうして万年筆のような前時代的で便利ではないものをわざわざ使うのかと私も最初は思っていたのですが、番組を観ているいくうちにすっかりと万年筆の魅力に惹きつけられてしまいました。万年筆はたぶんデパートに行けば売ってそうですが、そのコメンテーターは銀座の伊東屋という文具専門店で買ったと言っていました。そのお店では1万円台から数万円台を中心に幅広く品揃えしているようですが、万年筆の軸に蒔絵が施された限定品は高いものでは100万円近くするものもあるとのことでした。ただ単に万年筆を手に入れるだけならアマゾンで買えますし、地元のデパートだっていいのですけれど、銀座の専門店へ行って色々と詳しい説明を聞きながら買いたい気もします。次に東京へ行ったら是非とも立ち寄ってみたいです。

 そう言えば、私も随分前に万年筆を買ったことがあったことをふと思い出して探してみたらありました。LAMYというドイツのメーカーの万年筆で価格は3千円台だったと思います。何か手書きの手紙を書くために買ったのか、ほぼ日手帳用に買ったんだったようなおぼろげな記憶があります。軸を外してインクカートリッジを見てみるとインクは自然に蒸発してしまったようでカラになっていました。幸いインクカートリッジはアマゾンでも取り扱っているようなのでそれを買い、また使ってみようか。

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